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zoom RSS 北尾トロ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』文春文庫

<<   作成日時 : 2007/04/01 22:39   >>

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 某所では人気爆発なので、今さら…って感じかもしれないけど、やっぱり面白い。文句なしにオススメ本です。

 ライターである筆者が知人の裁判をきっかけに裁判の傍聴を始める。まあ、傍聴日記のようなものだ。

 とにかく傍聴する事件が多岐にわたっていて面白い。窃盗、脅迫、殺人、強制わいせつ、ひき逃げ、裏口入学、有名どころでは「音羽幼女殺害事件」「オウム裁判」「競馬界有名元旗手の麻薬裁判」などなどだ。どのような事件がどのように判決されていったのか、というのが分かる。

 また、裁判も面白いが、人間観察が面白い。裁判所には、僕が考えてたよりも、いろんな人々が出入りしているのだなあ、と思った。被告、裁判官、弁護士、検察官、証人ぐらいが登場人物かと思ったらそれどころじゃない。被告の保護者、被害者の保護者、傍聴する人々、さらに発展した傍聴マニア、掃除の達人、などなど、登場人物は多彩で、それに対する観察眼が素晴らしい。

 そして、被告となってしまった人々と自分の間が紙一重だ、という筆者の言葉が心に残る。人間の人生なんてホント紙一重だ。人間万事塞翁が馬。人生の機微も感じさせる。

 またこの本の意義は他にもある。帯に「裁判員制度前に必読!」と書いてある通りだ。近々裁判員制度が始まる。国民一人一人が裁判に関わっていくわけだ。その前に裁判とはどのようなものか知っておくにも便利だ。

 また、以前「スタメン」でも「傍聴する人」についてやってたが、純粋に面白そうでもある。金もかからんし、裁判所が近くにある人は趣味で傍聴するのもいいんじゃないだろうか。その時のためのアドバイスも書いてある。僕もいっぺん行ってみようかな、という気になっている。

 まあとにかく帯に「面白すぎ!」と書いてあるが、大げさではない。オススメです。

 裁判長!ここは懲役4年でどうすか
裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)

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