タイ式クーデター

 とうとう軍が動いたんですね。もう少し落ち着いてから記事にしようかと思ったのですが、なんか結構タイの記事にアクセスが来てるみたい。なので、とりあえずここ何日かの毎日新聞記事によれば…

 要するに、タクシン首相が居直ってしまったのが理由だろう。4月の時点でタクシン首相は辞任を発表したものの、その後も国会が開けない事態となり、その内このままいけるんじゃないかと思いだしたのだろう。

 農村でばらまき政策を行った首相は農村では支持がある。その辺からの留任要請もあったのかもしれない。しかし、政治家は発言に責任を持たなければいけない。とにかくすぐ辞任して、ほとぼりが冷めたころに出てきたら十分復活の可能性はあったのではないか。アジア通貨危機の後のタイの経済を建て直したと言えんこともないのだから。

 しかし、結局国会を解散した時のような強引さが命取りになったのだろう。このまま引退せんでもいいんちゃうか、このまま乗り切ってやるといった考え方がこの事態を招いたのだろう。国王を軽視する発言があったとも言われており、もしそうなら国王への支持が高いこの国でしてはいけない事をしてしまった、ということになる。プミポン国王も黙認の様だし、国王周辺と軍が結びついて今回の事態となったのではないか?

 このクーデタ…特に混乱にはつながらない様だ。政治的にも今のところ首謀者のソンティ陸軍司令官は2週間以内に民政に移管すると言っている。経済的にも、20日は機能停止となった市場は再開後株価指標が一時下落したが、すぐ反発して影響は最小限にとどまる様子だ。

 タイでは戦後16回もクーデタが起きていると昨日の毎日新聞にある。以前までのは軍が実権を握るために行われたもののようだ。しかし、今回はそれよりもとにかくタクシンを引き摺り下ろせ、ということだったのだろう。このままいけば、たぶん穏当に民政移管すると思われる。

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