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zoom RSS 上海協力機構って何?

<<   作成日時 : 2006/06/18 23:54   >>

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 先週あたり、SCO(上海協力機構)が話題になっていた。ところでSCOって何?知らないんですけど…

 6月13日の毎日新聞にまとめてあるのでそれを読んでみると…中国とロシアを中核とした地域的枠組みの様だ。加盟国は中国・ロシア・カザフスタン・ウズベキスタン・タジキスタン・キルギスで、それにオブザーバーとしてインド・パキスタン・モンゴル・イランが参加している。

 イマイチ、まとまりがわからんなあ。加盟国だけ見ると、中央アジアに関する枠組み、という感じだが、オブザーバーまでいれるとこれから南アジアの中心となるであろうインドや、西アジアの大国イランも入ってるわけで、どうも焦点がぼやけている感じだ。

 そもそもは、1996年に中国・ロシア・カザフスタン・タジキスタン・キルギスで設立されたもので、西側メディアに「上海ファイブ」と呼ばれた。国境問題の緊張緩和と信頼醸成を目的としたが、これはおそらくソ連崩壊後の中央アジアをめぐって、ロシアと中国が安定化を考えたものだろうと思う。

 これが2001年6月(同時多発テロ3ヶ月前)上海で首脳会議を行い、ウズベキスタンが加わって上海協力機構となった。この時は最大の課題をテロ対策と位置づけており、「テロ、分離主義、過激主義を撲滅する上海条約」に調印した。合同反テロ演習も3回行われている。

 しかし、現在はむしろ米国の一極支配に対する動きを強めていることで目だっており、先週この組織が話題となったのも、15日に首脳会議が開かれたからで、ここでオブザーバー国の正式加盟への手続きが指示された。ご存知の通り、アメリカが現在恐らく一番の仮想敵国と考えているだろうイランがここに入ってるのだ。アメリカはイランの正式加盟の可能性に不満を表明している。上海協力機構は加盟国拡大へ向かって大きく転換し、「エネルギー連合」とも言うべき組織に変わろうという提案も行われている様だ。

 と、ここまでが現在の情勢だが、この組織がこのまま拡大してアジアの地域共同体になるとjは考えにくい。おそらくこれから大国化するであろう中国とインドが入っており、ロシアの存在もあるしイスラームとしてのイランも考えれば、地政学的にあまりに茫洋と拡大しすぎていて、まとまりにかけるとしか思えない。しかし、エネルギー問題を考えれば、中央アジアの天然ガスやイランの石油は非常に重要な資源であり、これに関する何らかの取り決めが行われることがあれば、重要な組織になる可能性もあるだろう。

 日本もエネルギー問題に関しては、重要な関心事なのだから、イランには日米同盟上手を出しにくいにしても、中央アジアとはもっと積極的に外交を重ねていくべきなのではないだろうか。2年前から「中央アジア+日本」外相会合が開かれているが、今月のでまだ二回目の会合、首相はまだ訪れたことがないらしい。アメリカばっかり詣でててもしょうがないで。

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